関電の金品受領問題 野党、国会で追及へ 与党は参考人招致に慎重

関西電力の高浜原子力発電所。平成29年に3、4号機が再稼働、関電が発電する電力の15%を担っている=福井県高浜町(関西電力提供)
関西電力の高浜原子力発電所。平成29年に3、4号機が再稼働、関電が発電する電力の15%を担っている=福井県高浜町(関西電力提供)

 野党は4日召集の臨時国会で、関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役(故人)らから金品を受け取っていた問題を厳しく追及する方針だ。与党に対しては、関電役員の参考人招致を求める構えだ。

 立憲民主党の蓮舫副代表は4日の党会合で「税や電気料金の使われ方を洗っていく国会、国民の怒りにしっかり応える国会にしていく。憲法改正どころではない」と強調した。共産党の志位和夫委員長も党会合で「他の電力会社にも不正はなかったのか、徹底調査を行うべきだ」と批判した。

 一方、与党幹部は「一企業の不祥事で国会招致はしていない」と述べ、参考人招致には慎重な見方を示した。当事者の元助役が故人であることも指摘し「詳細な調査は(関電の)第三者委員会に委ねるべきだ」と語った。(大橋拓史)

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