ひなちゃんパパの家族レシピ

栗入り赤飯風炊き込みご飯

栗入り赤飯風炊き込みご飯
栗入り赤飯風炊き込みご飯

「味覚の秋」にふさわしく、旬を迎えたおいしい食べ物がたくさん出回る季節になりました。一度は食べたいのが栗ご飯。でも、生栗の皮をむくのは面倒というか、難しいというか…。

「栗が入った赤飯を作ってみましょうか? ひなちゃんもきっと喜ぶわ」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が勧めてくれました。

確かにひなちゃんは喜ぶだろうな。でも、ハードルが高すぎます。

「大丈夫よ! 生栗も、もち米も、蒸し器もなしの手軽に作れる赤飯風の炊き込みご飯にしましょう」

江上先生に背中を押されて作ってみることに。用意したのは甘栗とささげです。小豆ではないんですね。

「小豆は加熱で割れやすくて、それが『切腹』につながると昔から赤飯では敬遠されるの。それにささげだと、一晩水に漬ける手間も時間も省けるわ」と、江上先生が教えてくれました。

ささげをゆでるときは、水分が少なくなったら、豆が浸かるくらいに水を足します。このゆで汁を炊飯に使うのですが、炊き上がりのご飯の色がきれいになるように、ひと手間加えるのがコツ。玉じゃくしですくい上げて落とす、という作業を何度か繰り返します。こうやって空気に触れさせると酸化して、紫がかった色が鮮やかな赤色に変化します。

炊飯器に米、甘栗、ささげ、ゆで汁を入れて水加減をし、10分おいてから普通に炊きました。

ママは「今日はごちそうね」とにっこり。食べてみると、甘栗の甘みは邪魔にならず、ホクッとした栗とささげの食感がたまりません。新米で作れば、さらにおいしさと幸福感が増すこと間違いなしです。(取材協力・江上料理学院)

《材料・4、5人分》

うるち米………………………2合

ささげ…………………………50グラム

甘栗(むき実)………………70グラム

ゴマ塩…………………………少量

《作り方》

〔1〕米は洗ってざるに上げ、30分おく。

〔2〕鍋にささげ、水2カップを入れて火にかけ、一煮立ちしたら弱火にして蓋をし、15~20分加熱する(途中で水分が少なくなったら足す)。

〔3〕(2)をざるに上げ、ささげとゆで汁に分ける。ゆで汁を玉じゃくしですくい上げて落とす。この作業を数回繰り返す。

〔4〕甘栗は半分に切る。

〔5〕炊飯器に(1)、(3)のささげとゆで汁、(4)を入れ、「2合」の目盛りまで水を注ぎ入れる。10分おいて普通に炊く。

〔6〕器に(5)を盛り、ゴマ塩をふる。