浪速風

「遣島使」として第二の故郷を応援したい

私事で恐縮だが、島根県から「遣島使」を委嘱された。唐への使者として活躍した遣唐使をもじったふるさと親善大使だ。島根県は初任地として5年ほど取材し、妻とも出会ったいわば第二の故郷。離任後に1度委嘱されたはずだが、多忙にかまけてうやむやになっていた

▶今回、最近まで赴任していた同僚の紹介で復帰を果たした。聞くと776人目で、最年少は神戸市在住の男子高校生(15)。島根への旅行の際、朝早く行きすぎて途方に暮れていると、地元のおばあさんに朝食をごちそうになり、やさしさに魅了されたという 

▶その15歳は「将来はIターンして島根のために働く」と話しているというからたのもしい。小欄も当時の知事に結婚を報告すると「過疎県から人を連れていかれたら困る」と笑顔で祝福されたのが懐かしい。まだ恩返しをしたとは言い難いが、先日、妻の実家のある島根県大田市にふるさと納税した。返礼品のノドグロが楽しみだ。