カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致に関する国土交通省の意向調査に、東京や名古屋など計9自治体8地域が「申請予定または検討中」と回答したことを受け、すでに名乗りを上げている大阪府の吉村洋文知事は24日、記者団に「首都圏と切磋琢磨し、世界水準のIRを大阪に誘致したい」と、改めて意気込みを語った。
誘致を予定・検討している地域については、赤羽一嘉国交相が同日の記者会見で調査結果を公表した。吉村知事は結果について、「IRは批判もあるが、経済・雇用促進の効果も高い。地域経済を活性化させるということを、多くの自治体、大都市が認めている証拠だ」と指摘した。
すでに誘致を表明している横浜市に続き、今回の調査では東京都や千葉市、さらに名古屋市もIRに前向きなことが裏付けられた。自治体間競争は今後さらに熾烈になる見通しだが、吉村知事は「大阪は(誘致活動が)他地域よりも先行しているので、負けないようがんばりたい」と述べた。
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