NZがライバル南アを撃破 史上初の3連覇へ好発進

【ラグビーW杯2019日本大会 ニュージーランド代表対南アフリカ代表】後半、突進するニュージーランドのアーロン・スミス=日産スタジアム(蔵賢斗撮影)
【ラグビーW杯2019日本大会 ニュージーランド代表対南アフリカ代表】後半、突進するニュージーランドのアーロン・スミス=日産スタジアム(蔵賢斗撮影)

 ラグビーのW杯でニュージーランドが史上初の3連覇、単独最多を更新する4度目の優勝へ好スタートを切った。21日の1次リーグで、ライバルの南アフリカを23-13で下し、ハンセン監督は「大きな試合で選手が気持ちをみせてくれた。勝ててうれしい」と穏やかに笑った。

 前半は爆発力をみせつけた。3-3の前半23分、自陣からのFW、BK一体となった連続攻撃で最後はWTBブリッジがトライ。3分後には突破したCTBレーナートブラウンをサポートしたロックのS・バレットがトライを奪った。

 後半は一転、試合巧者ぶりを発揮した。17-13と4点差に迫られると、反則を誘ってモウンガとB・バレットがPGで加点。落ち着いた試合運びに、ナンバー8のリード主将は「規律を守って戦えた」とうなずいた。

 8月、2009年11月から守り続けてきた世界ランク1位の座をウェールズに明け渡した。1度奪回した指定席は現在、アイルランドに譲っている。許容できる状況とはいえない。

 真の王者であることを証明するためにも、今大会は絶対に負けられない。「すべてを決勝だと思って戦う」とハンセン監督。この日から披露する姿、妙技が本物のオールブラックスだ。(奥山次郎)

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