【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は18日、先に解任したボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の後任に、ロバート・オブライエン人質問題担当大統領特使を任命するとツイッターで明らかにした。
オブライエン氏は西部カリフォルニア州出身の弁護士で、息子ブッシュ政権下の2005~06年に国連総会の米国代理代表を務めるなどした後、18年5月にトランプ氏から人質問題担当特使に任命された。
ポンペオ国務長官とも良好な関係にあるとされ、同氏の任命にはポンペオ氏の働きかけもあったとみられている。
トランプ氏はオブライエン氏について「多大な成果を収めた人物だ」とし、「ロバートとは一緒に長いこと真剣に仕事に取り組んできた。(補佐官として)素晴らしい働きをするだろう」と述べた。