今回は仮設ステージを設けない代わりに計30台のモニターを設置し、経路を短縮。廊下を経由しない伝統的な形式の踏襲が可能になった。宮内庁の山本信一郎長官は委員会で「経路をより伝統に沿ったものとすることは適切だ」と語った。
また、ご高齢の皇族方の負担を軽くするため、服装の基準も一部変更した。古式装束を身に着ける負担が大きい場合、男性はえんび服、女性はロングドレスの着用を認める。
「祝賀御列の儀」は荒天が予測される場合、政府が実施の可否を21日午後6時半に発表。予備日を26日とし、開始は22日と同じ午後3時半となる。26日も荒天の場合は中止する。両陛下が乗車されるオープンカーは式典後、東京と京都の迎賓館で展示する予定だ。