上皇后さま、8日に乳がんご手術 明らかな転移なし 宮内庁発表

 宮内庁は3日、左胸に早期の乳がんが見つかった上皇后さまが、今月8日に東大病院(東京都文京区)で手術を受けられると発表した。7日に同病院に入院される。

 上皇后さまは8月18日にがん研有明病院(東京都江東区)で、9月1日には東大病院で、それぞれ乳がんに関する検査を受けられた。宮内庁によると、手術前の段階では、明らかな転移はないと判断された。

 手術は県立静岡がんセンター乳腺外科の医師と東大病院乳腺・内分泌外科の医師が協力して行う予定。

 上皇后さまは84歳であられる。上皇后さまは7月の定期検査で左胸の乳腺に腫瘤が見つかり、東大病院で追加の検査を受けられたところ、悪性を疑わせる所見が認められた。8月2日に宮内庁病院で組織を採取する検査を行われた結果、比較的早期の乳がんと診断された。

 上皇后さまは譲位をはさんだ数カ月間で、急激に体重を落とされたといい、宮内庁は「まずは体力の増強を図ることが大事」と判断。8月下旬には長野県軽井沢町と群馬県草津町で例年通り、上皇さまとともに静養された。

 宮内庁は上皇后さまの体力のご回復を待って、ご手術の日程などを検討していた。