【目黒女児虐待死、母親初公判詳報】(2)過呼吸に陥る優里被告 「『夫は結愛のために説教してくれている』と思うように」(4/4ページ) - 産経ニュース

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目黒女児虐待死、母親初公判詳報

(2)過呼吸に陥る優里被告 「『夫は結愛のために説教してくれている』と思うように」

 《公判は弁護側の冒頭陳述に移った。優里被告は依然として過呼吸の状態。荒い息づかいが聞こえる》

 弁護人「なぜ自分の子を救えなかったのか。雄大さんの心理的支配、心理的DV(ドメスティックバイオレンス)がありました。(夫に)反発できなくなりました。抵抗できなくなりました。まるで洗脳されているような状態です」

 《虐待を止めることができなかった責任はあるものの、執拗(しつよう)な心理的DVを受けていたことで、雄大被告に抵抗できなかったとの主張だ。雄大被告との出会いは香川県内の職場だったという》

 弁護人「(雄大被告は)8歳年上で、何でも知っているあこがれの人でした。結婚して下の子(弟)を妊娠したころから、『子育てができていない』などと説教されるようになりました。説教は連日2~3時間続きました。(優里被告は)自分のために説教してくれているのだと思うようになり、説教を受けた後、『ありがとう』と言うようになりました」

 《結愛ちゃんへの暴行を止めようとすると、雄大被告に優里被告は「かばう意味が分からない」と怒られたという》

 弁護人「離婚も考えましたが、何度も言い聞かされるうちに『彼(雄大被告)は結愛のために説教してくれているんだ』と思うようになりました」

 《あこがれの人と結婚した優里被告はどのようにして、雄大被告に「心理的な支配」をされていったのか》

 =詳報(3)に続く