【目黒女児虐待死、母親初公判詳報】(2)過呼吸に陥る優里被告 「『夫は結愛のために説教してくれている』と思うように」(2/4ページ) - 産経ニュース

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目黒女児虐待死、母親初公判詳報

(2)過呼吸に陥る優里被告 「『夫は結愛のために説教してくれている』と思うように」

 検察官「平成28年11月26日に児相(児童相談所)が被害者を一時保護しますが、29年2月1日、一時保護は解除されました」

 《結愛ちゃんはその後も、児相の一時保護と解除を繰り返し、最終的に両親のもとに戻ることになるが、優里被告は児相と相談したり、育児外来に通院したりして香川県で支援を受けていたという。雄大被告が先行して単独で東京に転居。30年1月4日、結愛ちゃんの最後の身体測定が行われた》

 検察官「被害者の身長は105・2センチ、体重は16・6キロでした」

 《優里被告の呼吸がいっそう荒くなる。「スンスン」という荒い息づかいが静かな法廷に響く》

 検察官「東京に転居する際、移動中の電車で(結愛ちゃんを)撮影されました。写真画像はこの日が最後になりました」

 《雄大被告は、結愛ちゃんに、朝4時前に起きて平仮名や算数などの勉強をするよう強制した。食事も1日に汁もの1杯から2杯と制限された。だが虐待の発覚を恐れ、病院に連れて行くことはなかった。課題ができない場合は水のシャワーを浴びさせるといった暴行を受けた。2歳児並みの体重になるまでやせ細った結愛ちゃん。雄大被告による虐待の実態が次々と明らかにされていく》

 検察官「被害者の顔面を殴打し、腫(は)れ上がりました。被害者は嘔吐(おうと)を繰り返すようになりました」

 《結愛ちゃんは歩くことも話すこともできなくなり、容体が悪化。女性検事が119番通報や搬送時の状況を説明しようとすると、優里被告は呼吸を荒らげ、顔を手で覆うようにして泣き出した。裁判員や女性検事も優里被告の様子を気にしているようだ。検察官が裁判員に語りかける》