一蘭がとんこつ不使用ラーメン? ラーメン人気高まるイスラム圏に熱視線

 ショッピングモールのラーメン店は、一杯250円程度で提供している。チャーシューが鶏肉であることを除けば、鶏ベースのスープはニンニクが効いており、日本人の口にも合う。客は女性同士やカップルの姿が目立つ。店員は「イスラム教徒でも食べられるように豚は使っていない。若い人に特に人気」と語る。

 イスラム圏は、インバウンドを増やす大きな可能性を秘めている。2018年のインバウンドは約3119万人。中国と韓国が半数を占める。

 一方、インドネシアからは約39万人。10年前の約6倍だが、人口(2億5500万人)や経済成長が著しいことを踏まえるとさらなる増加も見込まれる。国民の6割がイスラム教徒のマレーシアも10年で約4倍と、イスラム圏のインバウンドは、飲食店などにとって大きなビジネスチャンスを生む可能性がある。

 一方、食事に制限があるイスラム教徒の受け入れには、安心して食事ができる店とレパートリーを増やすことは必要不可欠だ。「とんこつ不使用ラーメン」は、その試金石となれるか。

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