一蘭がとんこつ不使用ラーメン? ラーメン人気高まるイスラム圏に熱視線

 とんこつ不使用ラーメンは、イスラム教の戒律に合致していることを示す「ハラル認証」こそ取得していないが、調理の過程から一切の豚とアルコールを排除。2月にとんこつ不使用ラーメン1号店として登場した東京・西新宿店では、イスラム圏からの観光客の姿も目立っているという。

 背景には、イスラム教徒の中には、ハラル認証がなくても店側の説明などで戒律に反しないと判断できれば、口にする人も多いということがある。

 日本のラーメンは鶏ガラや豚骨、魚介のスープが一般的だが、鶏や魚介のスープでも、ほとんどの店でチャーシューや豚の脂であるラード、微量のアルコールを含むしょうゆを使う。一切使わない店を見つけるのは難しく、訪日するイスラム教徒にとってラーメンは、縁遠い食べ物の一つ。

 だが、イスラム圏でもラーメン人気が高まっている。総人口の87%がイスラム教徒とされるインドネシアの首都・ジャカルタにある繁華街「ブロックM」はラーメン店激戦区で、インドネシア人も多く訪れる。日本で暮らした経験もあるという男性は「ここ数年で人気が高まり、店も急激に増えた」と話す。

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