「個人情報どう使われた?」就活生に広がる不信 リクナビ内定辞退予測問題、データビジネスにも影響

 大手電力会社の採用担当者は、「リクナビのデータ購入を検討したが、価格が高いのでやめた」と打ち明ける。「個人情報については(学生)本人の同意があると思っていた」としており、個人情報をやり取りする難しさを印象づけた。

 「学生に人気の企業ばかりなので驚いた」。トヨタ自動車やホンダなど、リクナビのデータを購入していたことが判明した企業名をみて、金融機関関係者はこう話す。人気企業であっても内定辞退が深刻な問題となるほど、人材獲得競争は激しくなっているようだ。

 今回の問題でリクナビのデータを買った企業について、大手通信会社の人事担当役員は、「人手不足を背景に、守りに入りすぎている。人材を確保するため、リクルートとの関係がいびつになっているのではないか」と話した。

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