中学生の韓国訪問見合わせ決定 滋賀・甲賀市 - 産経ニュース

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中学生の韓国訪問見合わせ決定 滋賀・甲賀市

 日韓関係の悪化を受け、滋賀県甲賀市は8日、いったんは予定通り行うとしていた姉妹都市関係にある韓国・利川(イチョン)市を中学生が訪問する交流事業を見合わせると発表した。7日までに、利川市から親書などで事業見合わせの申し入れがあった。

 甲賀市は28日から5日間の日程で、市内の中学生6人を利川市に派遣し、現地の中学校での授業体験のほか、ホームステイを予定。日韓関係の困難な状況を考慮し、すでに韓国との交流事業を終えた滋賀県日野町や愛知県瀬戸市から情報を収集し、「見合わせる材料はない」と判断した。

 5日には教育長が安全確保のために帯同することが決定するなど準備が進んだが、6日になって、利川市長から「政治的、経済的状況から交流事業を見合わせる」との意向が甲賀市の担当者に伝えられた。7日に利川市長から甲賀市の岩永裕貴市長宛ての親書が届き、甲賀市も交流事業を断念した。

 岩永市長は「信頼関係に陰りが生じることや、草の根交流の機会までも奪う状況になっていることは残念」とのコメントを発表した。