キャッシュレス決済で商店街を活性化 仙台

仙台市中心部の商店街の店舗への導入が進んでいるキャッシュレス端末。スマートフォン、電子マネー、クレジットカードでの決済が端末1台で可能という=8日、仙台市青葉区(塔野岡剛撮影
仙台市中心部の商店街の店舗への導入が進んでいるキャッシュレス端末。スマートフォン、電子マネー、クレジットカードでの決済が端末1台で可能という=8日、仙台市青葉区(塔野岡剛撮影

 現金を使わないキャッシュレス決済の利用促進で「日本一買い物しやすい街」を目指そうと、仙台市中心部の9つの商店街などで構成する「仙台市中心部商店街活性化協議会」は8日、「杜の都キャッシュレスタウン」と題した取り組みを実施することを発表した。20日からは買い物客を対象にキャッシュレスを身近に感じてもらうイベントも開催する予定で、同協議会では「キャッシュレスを含め、買い物客が楽しめる商店街作りを今後も進めたい」と意気込んでいる。

 「杜の都キャッシュレスタウン」に取り組むのは「クリスロード」や「一番町商店街」などJR仙台駅より西側に位置する9つの商店街。8日に行われた「杜の都キャッシュレスタウン」の概要説明会見に参加した郡和子市長は「日本一買い物しやすい街を目指して、商都・仙台として団結したい」と述べ、仙台商工会議所の鎌田宏会頭も「取り組みによる買い物客の回遊の増進に期待している」と話した。

会員限定記事会員サービス詳細