堺の社会福祉施設で30人が結核集団感染 1人発症

 堺市は8日、同市西区の社会福祉施設を利用している男性ら20~70代の男女30人が結核に集団感染し、うち1人が発症したと発表した。いずれも治療を受け、症状が重い人はいないという。

 市感染症対策課によると、同施設利用者の40代男性が7月3日、医療機関で結核と診断されたことから、接触のあった施設利用者やスタッフら79人を検査。この結果、ほかの40代男性1人が発症、29人が感染していたことを確認した。

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