浅間山が小規模噴火 噴煙1800メートル超、警戒レベル3に

噴煙を上げる浅間山(気象庁のホームページから)
噴煙を上げる浅間山(気象庁のホームページから)

 気象庁は7日、同日午後10時8分ごろ、浅間山(群馬、長野県、2568メートル)が小規模な噴火が発生したと発表した。気象庁は噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から3(入山規制)に引き上げた。

 気象庁によると、噴煙は火口から1800メートル以上に達している。火口から北方向に火山灰が流され、少量の降灰があるという。

 政府は同日午後10時11分、官邸危機管理センターに情報連絡室を設置した。

 浅間山では平成27年6月にも小規模な噴火が起きていたが、気象庁は昨年8月、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1に引き下げていた。

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