政界徒然草

れいわ山本太郎氏は誰の刺客に

「山本氏の主張は左派ポピュリズムそのものだ。おおよそ不可能なことを本気で言って聴衆を巻き込む。演説は抜群にうまい。主張は自民党と真っ向から対立するし、公明党支持層は切り崩されるだろう」

山本氏は参院選の公約で、消費税の廃止や米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の中止、「原発即時禁止・被曝(ひばく)させない」などを掲げた。かつてポピュリズムと評されることもあった小泉純一郎元首相は、印象に残る「ワンフレーズ」を得意としたが、山本氏は長時間の演説で訴えるスタイルだ。

出馬は「新選組」ゆかりの地も

自民党内では、山本氏が次期衆院選で出馬する際、どの選挙区に刺客として立候補するかが話題になっている。山本氏が注目区への出馬をにおわせているだけに、安倍晋三首相のもとで衆院解散・総選挙が行われる場合には、首相の地盤である山口4区や、菅義偉官房長官の神奈川2区などが取り沙汰されている。

また、山本氏の初当選が参院東京選挙区だったため、都内を地元とする首相側近の選挙区も話題にのぼっている。都内選出の自民党ベテラン議員は、下村博文憲法改正推進本部長の東京11区▽「新選組」にゆかりのある八王子市が含まれる萩生田光一幹事長代行の東京24区▽石原伸晃元経済再生担当相の東京8区-などが想定されると指摘する。