ジャニーズ事務所社長、ジャニー喜多川さん死去 「帝国」築いた希代のカリスマ    

 日本のエンターテインメント界に絶大な影響力を持っていたジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川(本名・喜多川擴=ひろむ)さんが今月9日、死去した。87歳だった。無数の原石の中から将来の宝石を見抜き、所属タレントを家族のように処遇する育成術のもと、多くの男性トップアイドルが誕生した。希代のカリスマ亡き後、ジャニーズ帝国はどう変化するのだろうか。

 ◆家族葬に150人

 ジャニーさんは6月18日に倒れて入院していたが、その事実は7月1日まで伏せられた。病室にはジャニーさんの「最愛の子供たち」である所属タレントらが日々、訪れたという。

 12日には、東京・渋谷の所有ビルで約150人の所属タレントらが参列する家族葬が行われた。同事務所は「これからもジャニーの意思を受け継ぎながら、皆で精進してまいります」とコメントを出した。

 同事務所は半世紀近くにわたり、SMAPや嵐など、多くの男性アイドルグループを送り出し、ヒットチャートを席巻した。オリコンの記録(15日付)によると、昭和49年以降、シングル439作品が週間チャート1位を獲得し、総売り上げ枚数は1億4821万枚に上る。