スキージャンプ贈収賄事件、山形市職員ら起訴

 山形市で開催されたスキーワールドカップ(W杯)ジャンプ女子蔵王大会をめぐる贈収賄事件で、山形地検は19日、業者に便宜を図った謝礼に利益供与を受けたとして、収賄罪で山形市教育委員会学校教育課主査の二瓶裕治容疑者(39)=同市馬見ケ崎=を起訴した。地検は認否を明らかにしていない。山形区検は同日、贈賄罪で会社役員、伊藤康晴容疑者(41)=神奈川県鎌倉市=を略式起訴。山形簡裁が罰金50万円の略式命令を出し、即日納付された。

 起訴状によると、伊藤被告は、平成30年1月に山形市蔵王温泉で開催された「FISスキージャンプワールドカップ(W杯)レディース2018蔵王大会」で協賛企業が支出する協賛金の取りまとめを受けようと、二瓶被告が便宜を図った謝礼と、今後も同様の便宜を受けようと飲食接待や旅行など計25万2495円の利益供与をしたとされる。

 同市の佐藤孝弘市長は、「(職員が)再度起訴されたことは極めて遺憾。市民にみなさまの信頼を損ねる結果になり改めて深くお詫び申し上げます。今後、こうした不正が起こらないよう全庁的に実態調査をしており、チェック体制や契約行為の適正化を徹底し再発防止と市政の信頼回復に努めたい」とするコメントを出した。

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