旧六甲山ホテル旧館、装い新た リゾート施設あすオープン

旧六甲山ホテル旧館、装い新た リゾート施設あすオープン
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 阪神間モダニズムを象徴する歴史的建造物「旧六甲山ホテル」(神戸市灘区)の旧館が、リゾート施設「六甲山サイレンスリゾート」として生まれ変わり、20日にオープンする。開業当時の外観を蘇らせ、レストランやアートギャラリーなどを設置。今後、周辺に宿泊施設などを整備する予定で、市も新たな観光地として期待している。

 旧六甲山ホテルは昭和4年、宝塚ホテルの別館として開業。平成19年には国の「近代化産業遺産」にも認定された。当時は六甲山のシンボルとして多くの観光客でにぎわったが、老朽化や耐震化不足などを理由に27年に閉館。その後、本館も閉館した。

 「六甲山の文化を後世に残そう」と、これまで所有していた「阪急阪神ホテルズ」から譲渡された輸入車販売を手がける八光自動車工業(大阪市)が29年から修復工事を進めていた。

 工事では開業当時の外観をよみがえらせたほか、床や天井などの内装も当時の姿に復元。館内にはカフェテリアのほか、キッズルームやアートギャラリーなどを備え、隣接施設には展望レストランも設けた。今後、周辺に宿泊施設や温浴施設も整備する方針だ。

 17日の記念式典には、井戸敏三県知事や久元喜造市長など関係者約100人が出席。久元市長は「リゾート施設が六甲山全体の活性化に結び付くことを期待したい」と述べた。

 問い合わせは六甲山サイレンスリゾート(078・891・0650)。