小池知事定例会見録

竹村健一さん死去「大変ショック」

 「受付から支払いまでの流れでございますが、まず、装置の設置を希望される高齢者の方は在庫状況なども含めて取り扱い事業者の各店舗にまずご相談いただく。その後、店舗に車を持ち込まれて、装置が搭載可能かどうかなど、車の状況を確認していただく。そして、後付けが可能だと判断された場合には、設置日の予約を行いまして、予約当日に店舗に申込書と必要書類をご提出いただいて、設置完了時に機器の使用説明を受けていただく、そして、1割の負担額をお支払いいただくという流れとなります。今日時点で、取り扱い事業者となっていただくのは、今ご覧いただいているとおり、計7社に上ります。取り扱い事業者の店舗などの詳細は、東京都の公式ホームページに載せますので、そこでご確認いただきたいと思います。高齢者の方には、安全に運転を続けることができるように、この補助制度を利用していただきたいということでございますけれども、一方で、昨日も協議会の皆様方とやりとりをさせていただきましたが、免許証の自主返納のサポートについては、さまざまなインセンティブもございますので、よくお考えいただいて、この補助制度を活用するのか、それとも自主返納をこの際思い切ってやっていくのか、それぞれご自身のこと、そしてご家族のことをよく考えて、ご判断いただければと思います」

 「3つ目は、先端テクノロジーショーケーシング事業についてのお知らせでございます。この事業は都政の課題を解決するための先端技術ロボットを公募、選定いたしまして、都心のさまざまなエリアなどで実証実験を行うもので、東京の未来の姿と、それを支える技術力を国内外に発信しようというものであります。今年度は5カ所程度の民間フィールドで実証実験を予定しておりまして、ご覧いただいている第1弾は3カ所での実証実験を行うことを決定いたしました。1つ目が、JRの品川駅でAI案内ロボットを活用した実験を行います。もう1つは、毎年夏に竹芝で開催しております『竹芝夏ふぇす』でございますけれども、本当に多くの方々が集まられるイベント会場でございますが、そこに飲食調理や配膳などを行うロボットを活用した実験を行うものであります。3つ目が、いわゆる『大丸有』ですね。大手町、丸の内、有楽町、大丸有地区のオフィスビルを活用いたしまして、警備ロボットとエレベーターの連動による実験を行うものであります。具体的には、ご覧のようなロボットによる実験になりまして、まず一番向かって左側のロボットは、これはJR品川駅の実験でありますけれども、駅構内でのデジタルサイネージ型の案内ロボットになります。計10種類のロボットを用いまして、そこで道案内などの対話の精度を上げるとか、音声の認識がちゃんとできるか、ロボットがちゃんと発音を正しくできるかなどの検証を行います」

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