埼玉・神川の男性、現金200万円詐取被害 受け子の「金融機関支店長」…ポロシャツ姿で登場

 埼玉県警児玉署は10日、同県神川町の無職の男性(77)が現金200万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。

 同署によると、9日午前、男性宅に長男を名乗る男から「バッグをなくした」「200万円出してもらえれば、上司が300万円を立て替える」などとの電話があった。男性は同日夕、自宅近くで金融機関の支店長をかたる男に200万円を手渡した。

 「金融機関の支店長」は40~50代の男。普通はスーツ姿が定番だが、ポロシャツ姿だったという。男性はその後、長男に「お前の言った通りちゃんと(現金を)用意したよ」と伝えたが、長男と会話がかみあわず、詐欺被害が発覚した。

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