三井物産と、「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)は8日、インド全土でカレーハウス展開のための合弁会社を設立したと発表した。CoCo壱番屋は、アジア各国や欧米など海外12カ国・地域で180店舗(6月末時点)展開。人口約13億人で、カレーの本場ともいえるインドへの進出は初となる。
インド市場で知見のある三井物産と組むことにした。来年2月頃にもデリー首都圏での第1号店をオープンする。
新会社の資本金は約3億円で、出資比率は三井物産60%、壱番屋が40%。
5年で直営店を5店、次の5年で20店のフランチャイズを出店する計画。
壱番屋の担当者は「日本式のカレーは本場でも必ず受け入れられる。商機は十分にある」と語った。