利息は体で…ネット上に潜む「ひととき融資」のわな(3/3ページ) - 産経ニュース

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利息は体で…ネット上に潜む「ひととき融資」のわな

個人間でも貸金業

 悪質な被害が明らかになっている個人間融資だが、捜査関係者によると、立件された事例はそれほど多くない。ビジネスではない個人間の金の貸し借りであれば、「民事不介入」の範疇(はんちゅう)となり、貸し手の実態などが分からなければ事件化は難しいためだ。

 ただ、警察当局も手をこまねいているわけではない。今回大阪府警が摘発したケースは男個人による融資だったが、府警は複数の人に繰り返し金を貸していたことから、ビジネスにあたると判断。貸金業法違反(無登録営業)容疑を適用した。

 貸し手側がネット掲示板やSNSの書き込みで融資希望者を募っていれば、不特定多数へのビジネス広告とみなし、同容疑での捜査も可能-との見方もある。府警幹部は「実態が不透明な個人間融資には厳しく対処していく」とした上で「甘い話には裏がある。個人間のやり取りだと油断するとわなにはまってしまう」と注意を呼びかけている。