レジ袋有料化 コンビニは試行錯誤

 その他、イオン傘下のミニストップも6月24日から千葉県内の2店舗でレジ袋の無料配布をやめ、1枚3円で有料化実験を始めた。今年度中に全国の約40店舗に拡大する予定だ。

 ローソンは平成29年から一部店舗でサトウキビ原料も使ったレジ袋を使用、ファミリーマートは袋の軽量化などで1店舗当たりのプラ原料使用量を12年比で約3割減らしたが、ともに有料化に向けた対応は検討中という。

 ◆「削減につながる」

 有料化は世界で年間数百万トンといわれるプラスチックごみの海洋流出を防ぐ対策の一環だ。

 政府は今年5月、「プラスチック資源循環戦略」の重点戦略にレジ袋の有料化義務化を明記。また6月15日のG20エネルギー・地球環境分野の閣僚会議で、世耕弘成経済産業相は来年4月からのレジ袋有料化を表明した。

 有料化はレジ袋削減に有効とみられる。日本チェーンストア協会の調査では、会員店舗(58社、1万596店)のレジ袋辞退率は54・63%(今年3月時点)だったのに対し、「レジ袋の無償提供をやめた店だけ見ると、7~8割の辞退率になった」(広報)という。

 消費者の動向に詳しい、「オールアバウト」の節約ガイド、和田由貴さんも「無料だと遠慮なくもらっていた人も、有料だと量を減らしたり、マイバッグを持つはず」と見る。ただし、「すでにレジ袋の辞退者にポイント還元サービスを行っていた店舗が有料化でサービスを変更するのか。消費者の立場から気になる」と指摘した。

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