韓国で大人気のガイド本「大阪は喜んで立って飲む」ヒットの理由(上)

 同書では、1店ずつメニューや雰囲気を詳しく記しているが、写真がふんだんに使われているのも特徴で、大阪の路地に迷い込んだような気にさせてくれる。料理だけでなく、韓国では見られない飲みながら文庫本を読む客の姿や、大勢の客が屋外で立って飲む様子、狭いカウンターで客たちが憩う場面など、韓国人の視点でとらえた写真が並ぶ。

 約100店を紹介した同書で朴氏が「断言するが、大阪最高の立ち飲み居酒屋」と絶賛したのが、大阪市西区の「わすれな草」。

 店主の井戸本太子(たいし)さん(44)は料理について「妥協はしたくない」と自信をみせる。副店長の佐藤和人さん(44)は「韓国のお客さんは以前は週1回来るくらいだったが、ほぼ毎日10人くらいが来るようになった。韓国人のお客さんは周りのお客さんがほうっておかず、英語や日本語でフレンドリーになっていますよ」と教えてくれた。

 次回は著者の朴氏のインタビューをお届けします。

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