米軍が親イラン組織にサイバー攻撃 米CNN報道

 【ワシントン=住井亨介】米CNNテレビ(電子版)は25日、当局者2人の話として、イランによる米無人偵察機の撃墜後に、イランが支援する民兵組織に対して米軍がサイバー攻撃を行っていたと報じた。

 CNNによると、攻撃は、イラクやシリアなどで活動するイスラム教シーア派民兵組織「カターイブ・ヒズボラ」の通信ネットワークを破壊して活動を無力化するために実行された。具体的な被害状況は不明という。

 この攻撃とは別に、米主要メディアは、トランプ米大統領がイランへの軍事攻撃を直前で中止した20日に、米軍がイラン革命防衛隊と関係するコンピューターシステムへサイバー攻撃を行ったと報じていた。

 一方、トランプ氏は25日、ツイッターに「イランが米国をいかなる形でも攻撃すれば、巨大で圧倒的な力で対処する。場所によっては壊滅を意味する」と書き込み、イランに対して武力行使の可能性を排除しない考えを改めて示した。

 トランプ氏は、「イラン指導部が理解しなければならないのは、米国が世界最強の軍事力を持っていることだ」とも警告。米国が最高指導者ハメネイ師を対象とする制裁に踏み切ったことに対するイランの反発について「無知で侮辱的」とし、「彼らは現実を理解していない」と批判した。