米副大統領「イランは誤解するな」 報復攻撃自制で 対話の余地も示す - 産経ニュース

メインコンテンツ

米副大統領「イランは誤解するな」 報復攻撃自制で 対話の余地も示す

 【ワシントン=住井亨介】トランプ米政権は24日、イランへの追加制裁を発表する予定だ。ポンペオ国務長官によると「イランの制裁回避をより困難にさせる」追加制裁になる見通し。トランプ大統領は同日、ツイッターで「米国のイランへの要求は単純だ。核開発をせず、テロを支援しないことだ」と述べた。イランによる20日の米無人偵察機撃墜を受け、圧力を強める。

 ペンス副大統領は23日、CNNテレビに出演し、「イランの核兵器保有は決して認めない」と繰り返し、追加制裁によって「イラン経済は文字通り粉々になる」と警告した。無人機撃墜を受けて米国が軍事行動に踏み切らなかったことについては、「自制したことを決断力の欠如と誤解すべきではない。全ての選択肢はテーブルの上にある」と述べ、武力行使の可能性を排除しないと強調した。

 その一方で、ペンス氏は「無人機撃墜がイランの最高レベルで承認されたのかトランプ大統領は疑問を持っている」とし、「前提条件なし」でイランと対話する意向があると強調した。

 これに関連し、ポンペオ氏は24日からサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)両国を訪問し、イラン情勢を協議。ロイター通信によると、国務省のフック・イラン担当特別代表は23日、原油輸送の大動脈ホルムズ海峡の自由航行確保について、大阪で28、29両日に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)で協議すると述べた。