シネマプレビュー

アマンダと僕

©2018 NORD-OUEST FILMS - ARTE FRANCE CINÉMA
©2018 NORD-OUEST FILMS - ARTE FRANCE CINÉMA

 夏のパリ。便利屋稼業の24歳の青年、ダヴィッド(ヴァンサン・ラコスト)は姉をテロで失う。姉には7歳の娘、アマンダ(イゾール・ミュルトリエ)がいたが、引き取り手がなく…。昨秋の東京国際映画祭グランプリ受賞作。仏のミカエル・アース監督は、2人で生きる道を選んだダヴィッドとアマンダが新たな一歩を踏み出すまでの心の軌跡を丁寧に切り取った。

 不安発作を繰り返すアマンダ、親になる自信がない独身のダヴィッド。限界まで感情を押し殺し、残酷な過去との折り合いの付け方を探す2人の静かな気迫に引き込まれ、最後まで圧倒される。

 22日、東京・シネスイッチ銀座、7月5日、大阪・シネ・リーブル梅田などで全国順次公開。1時間47分。(天)

 ★★★★★(★5傑作 ★4見応え十分 ★3楽しめる ★2惜しい ★1がっかり ☆は半分)

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