美空ひばり没後30年、最も愛される曲は… 上位30曲、命日24日に発売

 同社は、没後30年にちなみ、出荷枚数の上位30曲を集めてアルバム「美空ひばりベスト30」とし、ひばりさんの命日である24日に発売する。「ひばりさんのヒット曲集はたくさん出ているが、データに基づいて選曲したのはこれが初めて。ある意味、本物のヒット曲集となっている」(同社)と話す。

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 ひばりさんの誕生日である5月29日には美空ひばり後援会が毎年恒例のイベント「美空ひばり生誕祭」を催し、会場の浅草公会堂(台東区)には今年も約1千人のファンが集まった。トークショーや音楽鑑賞でひばりさんをしのんだ。加藤社長も登壇し、令和になったことをきっかけにひばりさんの全音楽商品の累計出荷枚数を集計したところ、1億枚を突破していたと発表した。

 客席の主婦、高橋孝子さん(72)は、7歳の頃、両親に連れられて都内でひばりさんの舞台を見て以来のファン。「当時は全席自由で、通路まで観客であふれ、大変な熱気でした」と昨日のことのように振り返る。

 「このイベントはもう7、8回来ているけど、たとえ映像だけだとしても、ひばりさんに会える。そう思うと、ワクワクするの。ドキドキするのよ」と、ひばりさんへ寄せる深い愛情を語った。

【用語解説】美空ひばり

 昭和12年5月29日生まれ。横浜市出身。24年に「河童ブギウギ」でレコードデュー。平成元年6月24日に亡くなるまで40年にわたって日本歌謡界の一線で歌い続けた。「悲しき口笛」「東京キッド」「悲しい酒」「愛燦燦(さんさん)」などヒット曲多数。元年7月に女性初の国民栄誉賞。

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