サッカーJ1、FC東京の大金直樹社長は15日、都内で報道陣の取材に応じ、スペイン1部、レアル・マドリードへの移籍が決まった日本代表MF久保建英(たけふさ=18)と、FC東京との契約期限が18歳の誕生日(4日)までだったことを明らかにした。
大金社長によると、2015年5月にFC東京の下部組織に加入した時点からの取り決め。契約期間満了であることから、RマドリードがFC東京に移籍金を支払う義務はない。
慰留したという大金社長は「(今季の)最後まで一緒に戦ってほしかった」と話した。今後、サポーターへあいさつする機会を設けたいという。
久保建は15日、FC東京のホームページを通じ、「チームが首位をキープしている中、チームを離れることは難しい決断だった。自分で決めた以上は悔いのないよう、責任を持って向き合いたいと思う」とのコメントを発表した。