黒後が最多21得点 アジアのライバルに雪辱

 バレーボールの国際大会・ネーションズリーグ(VNL)女子東京大会は13日、武蔵野の森総合スポーツプラザで最終日を行い、世界ランク6位の日本は同14位のタイをストレートで下し、7勝5敗とした。

 第2セット18-22から、黒後が目の覚めるようなスパイクを連発した。相手ブロックの指先に当て、脇を抜き、6連続得点。相手に傾きかけた流れを引き戻した。昨夏のアジア大会で完敗したタイに雪辱し、「ストレートで勝ちたいと思っていた。打ち切れてよかった」と声を弾ませた。

 代表デビューを果たした昨季は、初めて対(たい)峙(じ)した世界トップレベルの高さやパワーにたじろいだ。今季は「そこで感じたこと、学んだことをしっかり生かしていきたい」と強い思いを胸にコートに立っている。

 両チーム最多21得点の活躍に、中田久美監督も「勝負の場面でよく打ち切ってくれた」と満足顔。20歳最後の日に成長を示した若きエースは「20歳よりもさらに成長した自分を見せたい」と決勝ラウンド進出へ向け力強く宣言した。

(川峯千尋)

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