いぶりがっこ事業本格化へ作業部会 秋田

 大仙市いぶりがっこ産地化協議会(会長=佐々木繁治・大曲商工会議所会頭)は7日、いぶりがっこの新商品開発や事業展開を本格するための作業部会を設置した。

 協議会ではこれまで、いぶりがっこ用大根の生産拡大や、いぶりがっこ製造の工業化に向けた調査・研究を実施。これらの成果を踏まえて具体的な事業化をめざす。

 いぶりがっこは先月、地域の特産品を守る農林水産省の地理的表示保護制度(GI)に登録された。秋田県以外の産品は「いぶりがっこ」として新たに販売できないことから、県内でも一定の生産基準を満たす必要がある。

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