ヤクルト、49年ぶり15連敗 反撃及ばず借金10

 31日に行われたプロ野球のDeNA-ヤクルトは、3-2でDeNAが勝った。

 球団史上2度目の不名誉な記録に、足を踏み入れてしまった。ヤクルトは1点差の接戦をものにできず、49年ぶりに15連敗を喫した。そのとき作った16連敗のセ・リーグ記録にあと1に迫り、借金は10。5月は5勝20敗1分けで、月間敗戦数は球団ワーストタイと散々な数字が並んだ。

 先発が6戦ぶりに試合を作った。ブキャナンは一回にソロ本塁打で先制されたが、六回まで3安打1失点に抑えた。しかし、打線が相手エースの今永を打ち崩せない。七回には中継ぎ陣が2失点し、「終盤の失点が痛かった」と小川監督。今永が降板した後の八回に2点を返したが、届かなかった。

 14連敗が決まった前夜の試合後、指揮官は選手に「勝ち負けの責任は俺にある」と強調した上で、「こういう状況になっている原因を突き止めないといけない」と一人一人に自らを見つめ直すことを求めた。勝利を目指す執念や気持ちの部分にも言及したといい、この日は失策もなく引き締まった戦いを見せた。青木は「いい試合はできた。これを続けていけば、勝ちにつながる」と必死で前を向いた。

 勝ちたい気持ちが体を硬くしたり、積極性をそぐこともあり、悪循環に陥る一因ともなる。「どんな形でも、勝つことで精神状態がいい方向にいくと思う」と宮本ヘッドコーチ。本来の姿を取り戻すには白星に勝る良薬はない。(小川寛太)

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