【北京=西見由章】中国外務省の耿爽(こうそう)報道官は31日の記者会見で、天安門事件を「虐殺」とするなどした米国務省報道官の発言について、「中国政府に対するゆえなき非難で内政干渉だ」と反発し、「強烈な不満」を表明した。
耿氏は天安門事件に関して「前世紀80年代末に発生した政治風波(騒ぎ)」と、従来の主張を展開。さらに建国70周年を今年迎えることに触れて「新中国が発展し巨大な成果を得られたのは、国情にあった発展の道を歩んできたことを証明している」と述べ、中国の統治体制を正当化した。
【北京=西見由章】中国外務省の耿爽(こうそう)報道官は31日の記者会見で、天安門事件を「虐殺」とするなどした米国務省報道官の発言について、「中国政府に対するゆえなき非難で内政干渉だ」と反発し、「強烈な不満」を表明した。
耿氏は天安門事件に関して「前世紀80年代末に発生した政治風波(騒ぎ)」と、従来の主張を展開。さらに建国70周年を今年迎えることに触れて「新中国が発展し巨大な成果を得られたのは、国情にあった発展の道を歩んできたことを証明している」と述べ、中国の統治体制を正当化した。