大瀬良、燕キラーの本領発揮

 広島が29日、ヤクルトを破った。先発の大瀬良はエースとして動じることなく、ヤクルト打線と対峙し続けた。

 一回、ヤクルトの村上に3ランを許したが、その後立ち直り、7回を5安打3失点。リーグトップに並ぶ5勝目を挙げ、「やってはいけない形で点を取られたけど、割り切って粘り強く投げられた」と笑った。

 カーブやカットボールなど多彩な変化球で二回以降は連打を許さなかった。「調子はよくなかった」というが、五回に雨で29分間の中断を挟みながらも、安定感は変わらず七回まで投げきった。

 2014年のデビュー以来、ヤクルト戦は負けなしで11連勝。「秘訣(ひけつ)はない。打たれた試合も逆転してくれたりしたので」と謙遜した。オールスターの中間投票で、セ・リーグの先発投手部門1位を獲得。リーグの代表として負けられなかった。

 5月に入り、11連勝するなど快進撃を続けてきたチームは月間18勝目を挙げ、1994年に作った球団記録に並んだ。「チーム状態はすごくいい。これからもどんどん勝っていきたい」。27歳が力強く宣言した。(小川寛太)

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