足立区長に近藤氏4選 共産推薦候補に大差 - 産経ニュース

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足立区長に近藤氏4選 共産推薦候補に大差

4選が確実になり、支持者から花束を贈られる近藤弥生氏=27日、足立区島根の選挙事務所
4選が確実になり、支持者から花束を贈られる近藤弥生氏=27日、足立区島根の選挙事務所

 任期満了に伴う東京都足立区長選と区議選(定数45)の開票が27日行われ、区長選は無所属で現職の近藤弥生氏(60)=自民、公明推薦=が、新人で元都議の大島芳江氏(69)=共産推薦=を大差で破り、4選を果たした。当日有権者数は55万4382人、投票率はいずれも42・89%(前回46・07%)だった。

 当選が確実となり、午前10時半ごろに同区島根の選挙事務所に姿を現した近藤氏は、周囲のバンザイに自らは頭を下げ、選挙戦を支えた支持者らに感謝の意を表した。そして笑顔で花束を受け取った。

 近藤氏は「これからが足立区の正念場。少子高齢化、オリンピック後の不透明な経済景気など、これからの区民のニーズに的確に応えたい」と4期目の抱負を述べた。また、3期12年の区政運営を振り返り、「初心に立ち返って皆さまの期待に応えたい」と意気込みを示した。

 近藤氏は「人生100年時代、住むなら足立区」というスローガンを掲げ、区内の犯罪件数の減少や、子供の学習環境整備、大学誘致などの実績をアピール。推薦を受けた自民、公明などの組織票を軸に手堅い選挙戦を展開し、大差での勝利につながった。

 大島氏は区議、都議を長年務めた実績から、国民健康保険料の引き下げなど福祉政策をアピール。一方で政権批判も展開し、「平和を守れ、憲法を守れと国に堂々とものを言う区長になりたい」と訴えたが、及ばなかった。