クライミング人気、急上昇 愛好者60万人 東京五輪も後押し(2/2ページ) - 産経ニュース

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クライミング人気、急上昇 愛好者60万人 東京五輪も後押し

 ジムで汗を流していた男の子の父、渡辺達也さん(47)は「(東京五輪を)子供に見せたい」と観戦チケット入手に躍起だ。24年パリ五輪組織委員会も、クライミングを開催都市枠で提案する追加種目の候補に入れている。世界で高まるクライミング熱がスポーツ界を一段と盛り上げていきそうだ。(西沢綾里)

 日本のスポーツクライミングは世界トップのレベルにある。東京五輪はボルダリング▽リード▽スピード-の3種目の複合で争われるが、特にボルダリングでは、女子の野口啓代(あきよ)(TEAM au)がワールドカップ(W杯)で過去4度の「年間女王」に輝き、昨季には野中生萌(みほう)(XFLAG)が台頭。男子でも2016年世界選手権王者の楢崎智亜(ともあ)(TEAM au)ら有力なメダル候補がそろっている。

 今年に入ってからは、国内大会で次世代のクライマーが上位入賞を果たしており、24年パリ五輪での活躍が期待される。3月に行われたリードのジャパンカップでは、15歳の森秋彩(あい)が女子2位となった。16歳となる今季からW杯への出場権が得られ、「(パリ五輪出場を)狙っている」と意気込んでいる。