西武・外崎、サイクル逃すも3安打4打点の活躍

西武・外崎、サイクル逃すも3安打4打点の活躍
西武・外崎、サイクル逃すも3安打4打点の活躍
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 西武が24日、日本ハムを破った。

 西武の外崎がサイクル安打を惜しくも逃した。残るは単打だけだった八回の最終打席は四球。場内はブーイングの嵐に包まれたが、「3本(安打)出てよかった」と本人は冷静だった。

 この試合は打撃がさえわたった。一回に先制適時二塁打を放つと五回に貴重な中押し点となる8号2ラン。六回にはダメ押しの適時三塁打で4打点と暴れまくった。「(左)足の上げ方を少し早くしたらタイミングが合い、自分のスイングができるようになった」。微調整が功を奏した。

 22日のソフトバンク戦から3番で二塁手を務める。これは楽天へフリーエージェント移籍した浅村の昨季までの定位置だ。「あこがれの浅村さんの代わりになれるか不安だったが、今は調子が上がっての3番。意識しないで打席へ入れている」とうなずく。

 この日から掲示された6月の球団ポスターでは主役に起用され、青森で台風被害にあった実家のりんご園をプロ入りの契約金で援助した逸話も紹介されている。さっそくの活躍に「いいタイミングだった」と笑みがこぼれた。(三浦馨)

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