「第一歩踏み出せる」日本遺産認定の河内長野市、横断幕で喜び

「第一歩踏み出せる」日本遺産認定の河内長野市、横断幕で喜び
「第一歩踏み出せる」日本遺産認定の河内長野市、横断幕で喜び
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 大阪府河内長野市役所では20日、日本遺産の認定決定を祝う横断幕の準備が進められたほか、将来のまちづくりに向け「第一歩が踏み出せる」といった喜びの声が関係者から上がった。

 庁舎1階に張り出される横断幕は縦約85センチ、横約6メートルで、「中世に出逢えるまち」などと今回認定されたストーリーのタイトルが記されている。

 これまで市は関係自治体と協力し、南北朝時代の武将・楠木正成と嫡男・正行(まさつら)をテーマとして日本遺産の認定を目指してきたが、落選した経緯があった。それだけに職員の喜びもひとしおで、担当者は「長年の念願がかない、感無量。河内長野市の魅力である自然と文化財を生かしたまちづくりに向け、第一歩が踏み出せたと思う」と語った。

 構成文化財の中心とされた寺院の一つ、観心寺の永島龍弘(りゅうこう)長老(75)は「地域の人々に慕われ、先人も含めて守ってきたものの価値が認められたことは、誠にうれしい。これからもこの寺や周囲の雰囲気を大切に伝えていきたい」と語った。