サニブラウンが100メートルで自己新9秒99 東京五輪参加標準突破

 陸上男子短距離のサニブラウン・ハキーム(20)=米フロリダ大=が11日(日本時間12日)、米アーカンソー州フェイエットビルで行われた大学南東地区選手権100メートル決勝で、日本歴代2位となる9秒99(追い風1・8メートル)をマークし自己記録を更新した。サニブラウンは、この記録により日本の男子100メートルで最初に2020年東京五輪の参加標準記録を突破した。

 日本選手が100メートルで9秒台に入ったのは、17年9月に9秒98(追い風1・8メートル)を出した桐生祥秀(当時東洋大、現日本生命)に続き2人目。条件は異なるが、サニブラウンの9秒99は16年リオデジャネイロ五輪なら決勝進出に相当するタイムで、東京五輪ファイナリストへの期待が膨らむ。

 サニブラウンは父がガーナ人で、母が日本人。東京・城西高2年だった15年世界ユース選手権で100メートル、200メートルの短距離2冠を達成。同年の北京世界選手権200メートルでは準決勝に進んだ。

 17年には6月の日本選手権で100メートルの自己記録を10秒05(追い風0・6メートル)に更新した。8月のロンドン世界選手権200メートルで決勝に進出。18歳157日だったサニブラウンは、05年大会のウサイン・ボルト(ジャマイカ)の最年少ファイナリスト記録(18歳355日)を塗り替え、7位入賞を果たした。同年秋に米フロリダ大学に進学した。

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