英メーガン妃が男児出産 「素晴らしい体験」とヘンリー王子

 【ロンドン=板東和正】エリザベス英女王の孫ヘンリー王子(34)は6日、妻メーガン妃(37)が第1子となる男児を出産したと明らかにした。ヘンリー王子は出産を発表できたことを「とても喜んでいる」と述べた。

 第1子は、エリザベス女王にとって8人目のひ孫で、第1子の王位継承順位はヘンリー王子に次いで第7位。

 ヘンリー王子は6日、母子ともに健康だと説明し「(出産は)これまでで最も素晴らしい体験だった」などと語った。英BBC放送などによると、男児の体重は約3260グラム。出産には王子も立ち会った。名前は数日後に発表される予定という。 

 王子夫妻は2018年5月、ロンドン郊外のウィンザー城で結婚。同年10月、妊娠を発表した。英王室は王子夫妻が「私的な」出産を望んでいるとしており、王室の慣例となっていた直後のお披露目はしないとみられる。

 メーガン妃は米ロサンゼルスでアイルランド・オランダ系白人の父とアフリカ系の母の間に生まれた。米国の大学で演劇を学んだ後、女優やモデルの仕事を始め、11年から米人気テレビドラマ「SUITS/スーツ」に出演した。その年に映画プロデューサーと結婚したものの、約2年後に離婚した。

 英王族の男性が米国人女性と結婚するのは約80年ぶりだった。離婚経験があり、母がアフリカ系のメーガン妃との結婚には抵抗感を示す声も上がったが、多くの英国民は「社会の多様性を広げることにつながる」などと歓迎していた。