朝晴れエッセー

怒らない日・5月5日

「今日は怒らない日でしょ」。朝、ねまき姿の娘に言われた。「着替えなさい! 二度目やで!」と言った後だった。「怒っているわけじゃないで、注意してるんや」と言い訳が口をついて出た。そうだった、今日一日は怒らないチャレンジをしようと娘2人と昨晩決めたのだった。

春休みに入り、元気盛りの小学生2人の相手は疲れる。声が大きいので、常にスピーカーの近くにいるよう。仲良く遊んでいるかと思えば、小競り合いを始める。エスカレートして激しい言い合いになり、私の所へ来る。仲裁するのも飽き飽きだ。

私も何かと目につき、しつけと思い注意していると、反抗的な態度や、まったく反省のない態度に腹が立ち、めらめらと炎がおこるように怒ってしまう。こんな毎日では疲れ果ててしまうと思い、怒らない日チャレンジをしようと提案した。

そして、今日。いつも小言を言うところをいったんがまん。様子をみていると、子供たちも自分なりのペースで考えて行動しているようだ。そして、注意は優しくしてみた。いつもみたいに雰囲気が悪くならない。遊びも少しゆずり合っているようだ。昼食のあと夕方までは外遊びに出掛けたので、私の家事もはかどり、気持ちに余裕ができた。

子供たちは夕飯をもりもり食べて、テレビを見てご機嫌だ。一日はほぼ終了。無事にチャレンジは成功したようだ。思った以上に心穏やかに過ごせた。

助嶋 公子 46 主婦 兵庫県洲本市