市民運動家・元山仁士郎氏「基地(問題)も憲法も岐路に」

 「沖縄の人々の投票って一体、何なんでしょうか。この国の民主主義って一体、何なんでしょうか。これらを定めている憲法って一体、何なんでしょうか。本当にそのような疑問が拭えません」

 「日本は、あるいは日本の人々は、これから何を大事にしていくんですか。できるか、できないかわからない基地建設に何兆という税金を使って、沖縄のきれいな海を埋め立てていくことなのか。適用できない法律をねじ曲げて適用していくことなのか。一部の人がやりたい放題、物事を決めていくことなのか。そうじゃないですよね」

 「税金を、根拠を示しながら日本に住むあらゆる人々のために使っていく。沖縄のきれいな海、自然をしっかりと残していく。法の趣旨にのっとり、議論を行って法律を使っていく。お互いを尊重しながら、腹を割って話して決めていく。そういった社会が望まれるべきなんじゃないですか」

 「憲法には、そのことが書いています。『みんなで大事にしようね』って、そういうことが書いています。今の日本国憲法があるからこそ、沖縄は日本になったという言い方もできます」

 「私としては沖縄戦、戦争体験者が少なくなる中で、私のような若い世代が戦争、基地というものと、今後どう向き合っていくのかを主たるテーマとしてアクションも起こしてきました。言い換えると、辺野古の基地建設が進められている中で、私が子や孫に対して何を語るかということです」

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