自民・下村氏「違憲論争に終止符」 改憲に改めて意欲

【第21回公開憲法フォーラム】 挨拶する自民党の下村博文憲法改正推進本部長=3日午後、東京都千代田区(桐原正道撮影)
【第21回公開憲法フォーラム】 挨拶する自民党の下村博文憲法改正推進本部長=3日午後、東京都千代田区(桐原正道撮影)

 自民党の下村博文憲法改正推進本部長は3日のNHK番組で、憲法9条への自衛隊明記など同党の憲法改正案4項目について「自衛隊を明記することで違憲論争に終止符を打つ。自衛隊は誰が見ても合憲だと決着をつけることが歴史的に大変重要だ」と強調し、改めて理解を求めた。「夏の参院選でも憲法で戦っていく」と述べ、選挙戦を通じて憲法改正の必要性を国民に訴えかけていく考えも示した。

 また、主要野党が審議拒否を続けている衆参両院の憲法審査会に関して「これ(自民党改正案)だけに拘泥しているわけではない」と語り、野党側に憲法審査会での議論に応じるよう呼びかけた。公明党の北側一雄副代表も「(自民党が)憲法審査会で意見表明したいということまで拒否するのは、いかがなものか」と同調した。

 これに対し、共産党の小池晃書記局長は「憲法審査会は憲法改正の発議が目的の組織だ。国民の多数が改憲を求めていない中で動かす必要はない」と反論。社民党の照屋寛徳(かんとく)衆院議員も「憲法改正を前提とした議論を国民は望んでいない」と反発し、平行線をたどった。

会員限定記事会員サービス詳細