ビジネスの裏側

画期的インフル薬の誤算 ゾフルーザに変異ウイルス

 塩野義が調査を依頼した新潟大学大学院医歯学総合研究科の斎藤玲子教授は、20歳未満の患者(インフルエンザA香港型)33人を調べたところ、投与後に3人から変異ウイルスが出現し、確率は9・1%だったと発表。ただ、母数を塩野義の治験と同様に投与前後の両方でウイルスの遺伝子解析が可能だった9人に絞ると、33・3%の高率だった。斎藤教授は「投与後にウイルスが検出されない人も母数に含んだ数字が臨床現場の実態に近いのでは」と話す。