「勇気づけられた」東日本大震災の被災地や拉致被害者家族から感謝の声

 あらゆる場面で国民に寄り添われてきた天皇、皇后両陛下。平成最後の日となった30日、東日本大震災の被災地や拉致被害者家族からは、ご夫妻に「勇気づけられた」と感謝の声が聞かれた。

被災地

 天皇、皇后両陛下は、何度も東日本大震災の被災地に足を運ばれた。「生きる勇気をもらった」。被災者からは、改めて感謝の声が相次いだ。

 ご夫妻は平成25年7月に東京電力福島第1原発事故の影響で当時、全村避難が続いていた福島県飯舘村をご訪問。菅野典雄村長は、「(地元の方言で『心を込めて』という意味の)『までい』という言葉に関心を示され、『までいの村を残してくださいね』と言ってくださった。大きくて深い思いを感じた」と振り返り、「国民に寄り添われたことに心から感謝を申し上げ、これからはゆっくりと歩んでいただけることをお祈りしています」と話した。

 ご夫妻が26年7月に宮城県を訪れた際、宿泊された「南三陸ホテル観洋」(同県南三陸町)の女将(おかみ)、阿部憲子さんは「当時はまだ復興には遠く、つらく重い雰囲気が漂っていた。励ましに来てくださったことが『もっと頑張ろう、力を出そう』というきっかけになった。(ご夫妻が)今後も元気で充実した日々を過ごされる姿が、われわれのお手本にもなると思う」と語った。

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