複数の地方銀行で、コンビニエンスストアのATM(現金自動預払機)から振り込みなどの手続きをした際に、2019(令和元)年と表示すべきところを1989(平成元)年と誤表示するトラブルが起きていたことが29日、分かった。実際の取引は正しい日付で実施されるという。
トラブルが起きたのは、ほくほくフィナンシャルグループの北海道銀行と北陸銀行、コンコルディア・フィナンシャルグループの横浜銀行。それぞれホームページ上で訂正した。
北海道銀が掲載した「コンビニATMご利用におけるお詫(わ)びについて」という通知では、ATM画面と利用明細の一部に誤表示が発生したと指摘。振り込み予約の日時について、本来は「2019年5月7日」とすべきところ、「1989年5月7日」と表示されていたと謝罪した。