仲邑菫初段、非公式戦でプロ初勝利 最年少棋士

非公式戦ながらプロ初勝利を挙げ、対局を振り返る仲邑菫初段=28日、大阪市北区(中島高幸撮影)
非公式戦ながらプロ初勝利を挙げ、対局を振り返る仲邑菫初段=28日、大阪市北区(中島高幸撮影)

 囲碁の最年少プロ、仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(10)は28日、大阪市北区で行われた非公式戦「若竹杯」1回戦で、種村小百合二段(37)に勝ち、プロ初勝利を挙げた。2回戦で対戦した村松大樹(ひろき)六段(30)には敗れ、準決勝進出はならなかった。

 仲邑初段は1日、日本棋院が新設した「英才特別採用推薦棋士」としてプロになった。22日の公式戦デビュー戦は黒星を喫した。

 若竹杯は、日本棋院関西総本部所属で、40歳以下の棋士16人でトーナメントを戦う。種村二段との対局は、仲邑初段が積極的に攻め、そのまま押し切った。仲邑初段は「あまり緊張せず打てた。勝ててうれしい」と笑顔をみせた。

 2回戦の村松六段は、師匠が仲邑初段の父、信也九段(46)で、同門対決となった。一時、仲邑初段が優勢だったが、最後は兄弟子が貫禄をみせた。仲邑初段は「ちょっと悔しい」と残念そう。村松六段は「10歳と思えないほど強く、打つ姿も立派」とたたえた。

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